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症例報告

歯周病ケアについて

2024.5.09
ブログ

こんにちは。

今回は動物の歯周病についてお話しします。

 

愛犬・愛猫のお口の中を見たことはあるでしょうか?

年齢が経つにつれ、歯に歯石が付着し、歯肉の後退や赤み、口臭が出ることがあります。

歯石は一度付着するとなかなか簡単に取ることはできず、キレイにするために歯石取り(スケーリング)が必要になります。

 

↑このワンちゃんは歯石の付着が重度で臼歯(奥歯)はそのほとんどが歯石で覆われて、正常な歯が確認できません。

全身麻酔下で歯石を除去し、歯と歯茎の間の歯周ポケットもしっかりと掃除をすると

ここまでキレイになります。

 

このワンちゃんも歯石が付着し、口臭の原因になっていたため、歯石除去を実施しました。

比較的歯肉炎などは起こっておらず、歯石取りをすることでお口の環境は改善しました。

 

歯石・歯周病は口臭などの原因となるだけではなく、重度の場合は歯の根元が膿む(根尖膿瘍)ことにより、鼻炎症状や口周りの皮膚から膿が出てくるといった症状が出ることがあります。

予防にはお口のケアが非常に重要ですが、高齢になってからいきなり歯のお掃除をしようとすると嫌がってしまう動物がほとんどなので、若いうちから食事の後に歯をキレイにする習慣をつけることで、動物もストレスなく、歯周病予防ができるようになります。

 

お口のトラブルで気になることがありましたらぜひ当院までご相談ください。